地震で自動的にブレーカーが落ちる装置のメリット、デメリット

2015.02.26

岡部 梨恵子さんの写真

 

地震で自動的にブレーカーが落ちる装置のメリット、デメリット

 
『防災備蓄に正解はないのです!』
防災の考え方は、自分にとって本当に必要なものを
選んで決めていくことだと思うからです。

なので人と考えが違って当然だと思っています。
メリット、デメリットをお伝えしてから、
その方がどちらを選択していただいてもいいと思います。

この前のセミナーの時もメリット、デメリットを
それぞれの方が知って考えていただきました。

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大地震発生時に、自動的にブレーカーを落として
停電にできる装置があります。
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それを取り付けることを私はお勧めしています。

なぜか・・・
阪神大震災では出火原因の約6割が
通電火災によるものだと言われています。

震災直後は無事でも、通電火災といって、
地震による停電が復旧した後、
家屋内の断線箇所や使用中だった電気製品が
押しつぶされた状態で加熱・発火し火災となるからです。

しかしデメリットもあります。
この装置があると、大地震の発生と同時に
停電になってしまいます。
そうなると夜とか真っ暗になり、身の危険もあるので
危険だからそういう装置を付けない方がいいと
いう専門家の方もおられます。

だから私の考えを押し付けるつもりはないです。
震災と同時に停電する危険を考えてつけないと
思う方もいてもいいと思います。

しかし私は近くに懐中電灯を置いていますし、各部屋の入口には、
壁に固定している懐中電灯があります。
そして、大地震の時はうちは停電してしまうことを
家族で確認しています。

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停電して不便でも守りたいことがある!
『火事を出さない』こと
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通電火災による時間差の火事に巻き込まれる可能性が
大いにあること、

火事は人も巻き込んでしまいます。
特にマンションの場合は火事を出されると多くの方に
迷惑をかけてしまうと私は判断しました。

避難する際に必ずブレーカーを落とすことが
出来る方ならこの装置はつけないでもいいと思います。

ただ留守中に被災して、自宅が倒壊の危険があり、
家に戻ることができずに避難所に行ってしまった場合、

だれがブレーカーを落としてくれるのでしょうか・・・
そこをどう考えるかどうかだと思っています。

 

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