毎日新聞『震災特集』で10/17掲載されました。

2015.10.26

毎日新聞『震災特集』で10/17掲載されました。

 

記事を紹介します。

 

岡部 梨恵子さんの写真

 

南海トラフ巨大地震に備え、
各家庭で1週間分以上の飲料水や食料を備蓄するよう
呼びかけられている。

 

だが、置き場所がなかったり、
定期的に買い替える必要があるなど
実行はなかなか難しい。

 

防災アドバイザーの岡部梨恵子さんは
「日常使っている米や常備野菜、冷凍野菜などで
数日分はまかなえる」と指摘し、
ポリ袋で調理する「パッククッキング」を勧める。

 

パッククッキングは、食材をポリ袋に入れ、
カセットコンロなどで沸かした湯で煮炊きする調理法だ。

 

湯は何度でも利用でき、洗い物も出ないため、
長期間水道が止まり排水もできなくなる大災害時に適している。

 

ごはんを炊く場合は、ポリ袋に1人分の米60㌘と

水90㍉㍑を入れ、 空気を抜いて一番上を結ぶ。

 

30分間そのままにした後、
沸騰した湯で30分間ゆでればできあがり。

 

袋の水を増やせばおかゆになる。

ご飯、パン粥、にゅうめんなど作っている動画

https://youtu.be/HatNYj_2U_I 

 

野菜や缶詰などの食材も別の袋で同時に調理できる。

 

ポリ袋は、キッチンパックなどとして店で売られている
高密度ポリエチレン製を使う。

 

岡部さんは、1週間分の備蓄をするスペースが
自宅に作れず、「どうしたらいい?」と考えた結果、
「レトルト食品など出来合いのものに頼らず、
調理する技術を身につければいい」と気付いたという。

 

「冷蔵庫に3日分ぐらいの食材は入っている。
災害時に調理できなければ無駄になるが、
パッククッキングができるようにして
おけば温かい食事が得られる」と説明する。

 

岡部さんは各地の防災セミナーに招かれて
パッククッキングの良さを紹介しているが、
以前は「絶対にやるつもりはなかった」。

 

横着しているようでプライドが許さず、
ポリ袋で加熱したら有害物質が出るのではないかと
考えたからだ。

 

しかし、東日本大震災を機にポリ袋について詳しく調べると、
お湯で有害物質が出るという報告は見つからず、
日本赤十字社が炊き出しに使っていることなどが
分かったという。

 

実際に作ってみると、おいしくて安く済むと実感し、
それ以来、たくさんの人に勧めているという。

 

岡部さんは「何かを購入して備蓄するより、
災害時に生き残る力をつけることが大切だ」と説く。
自身のブログ(http://ameblo.jp/keinaonao)でも
さまざまな防災情報を発信している。【根本毅】

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